息子のランドセルを覗くと、
「じぶんでできることをしよう」
というタイトルのプリントが入っていました。
そして、このテーマに対し「やりたいこと」を記述する欄。
このワーク、あなたなら何と書きますか?
曖昧な人生に終止符を。
幸せ感度を高める心のトレーナー彩aya🌈です。
自分でできることをしよう、というテーマのこのワーク。
あなたは、どんなやりたいことが思い浮かんだでしょうか…?
私は、息子の記述を見て、親としてツッコミを入れるとともに、
ハッとさせられました。
そこには、
「きゅうしょくのときにまえをむいてたべる」
と書かれておりました。
…え?
君は日頃、どこを向いて食べているんだい?
しかも、これを目標に掲げるということは、一度や二度ではないレベルに、
気もそぞろに、または、お友達にちょっかいをかけたりして、
先生に叱られながら、食べているということでしょう。。。
母である私は、
このいかにも男の子といった様子が、微笑ましくもあり、
のびのびと育てすぎかしらと思うところもあり…笑
だけど、テーマに立ち返った瞬間、気付いたのです。
私はこの言葉、書けないや、と。
◇◇◇◇◇
子どもの頃の私は、外でいい子をする、いわゆる優等生キャラでした。
同じく優等生で過ごされた人には、共感いただけると思いますが、
こういった類のテーマ(頑張ることだとか、今後の目標とか、達成したいこととか)が与えられた場合、
他者から見てもハナマル💮な回答を書きませんでしたか?
私だったら、例えば…
毎日お母さんのお手伝いをするとか、
自分からお友達に挨拶をするとか。
もちろん、テーマのとおり、自分でできることなんだけど、なんだか重量があるんです。
「毎日」や「自分から」の言葉が表しているとおり、完璧主義だし、模範的であろうとしているというか…
理想としては良いのだけど、いざ実行するとなると、負担になったり、とても勇気がいって緊張したり。
自分に期待をかけすぎている状態
になっている気がします。
一方、息子の書いた言葉は…
背伸びしたものではなく、まっすぐ等身大に感じました。
目標を掲げて取り組むことは、良い刺激になるし、成長につながることですが、
自分に期待をかけすぎて無理を強いるほどになると、
目標に縛られ、自由度が下がる可能性があるのではないでしょうか。
私も、無理をせず、心地よく取り組める目標を段階的に設定しながら、成長していけたらと思ったのでした🍀
※しかし…
この言葉を堂々と書いてのける息子。誇らしいぞ😂
それに、いまの時代の学校では、頑張ることではなくて、できること・やりたいことを目標にさせるんだなと。
教育方針に共感できて、安心しました♪
彩aya